「若様さびしかったですう〜早く若様の雄っぱいに埋まりたかった」
「もうッまたそこばっかり!」
大好きな本でございます。
この本は電子で買ってはいけません、紙の本で買いましょう
大きいものにはロマンがあるよねという本です!
- 駄目忍者すぎて人里で暮らす太助×エリート忍者で里の跡取りでもある若様の隠密ラブ♡
- ちびっこ太助が攻めですのでお間違いなく
- ムキムキバキバキぶるんぶるんで男前な若様がどんどん可愛く見えてくる不思議な催眠本
公式あらすじ
下忍の太助(たすけ)は「草」として普通の人々に紛れ町で暮らしている。
そこへ突然、忍の里の若様が押しかけ女房にやって来た!
忍者としては最強のスーパーエリートなのに日常生活は世間知らずのお姫様(?)状態の若様に太助や周囲は振り回されっぱなしで! ?
話題のNINJA LOVEが待望のコミックス化!
身分違いのカップルの幸せいっぱい! いちゃらぶ日常編! !下忍の太助(たすけ)と忍の里の若様は新婚生活満喫中。
しかし、若様の嫁入り&次期頭領辞退宣言に忍の里は大混乱!
親族一同が反対する中、遂には太助までが頭領になれと言い出し傷付いた若様はーー! ?
話題のNINJA LOVEクライマックス!
敵と味方が入り乱れ、若様と太助の謎が徐々に明らかになるドラマティック★お家騒動編! !
新キャラ登場の描き下ろし番外編も収録! !(『若様隠密帖』内田カヲル)
ネタバレ感想
- 現代社会に自然(?)に溶け込む忍者の存在
- 「大木にセミ」と表現されちゃった太助と若様のイチャイチャスケベ♡
- “最強”であるがゆえ孤独だった若様は太助と幸せになれるのか!?
- 【おまけ】梟党の跡取りドレッドイケメン×若様の叔父(毛むくじゃらガチムチブルンブルン)
現代社会に自然(?)に溶け込む忍者の存在
はじめに言及して置かなければならない、コレは忍者BLです。
某、ピーたま乱太郎とか戦ピーBASARAなんかで薄い本を買い漁った世代には最高に響くソウルがあるぜ。
さて、人里離れた山の奥に集落を作って外部からの依頼を受けながら業務をこなしている現代忍者の若様たち。
200億のヘリだって必要だし長距離移動にはトラックも使うけど、元祖忍者隠密道具手裏剣やクナイにミズグモだって使いこなしちゃう。
任務のために人里に降りてくることもあるから、一般人に目撃されることも多々あるけど、別に隠れているわけじゃないのでそのへんは問題なし!
むしろスーパーヒーローのような扱いでみんなの憧れの的だったりします。
いいよね忍者…浪漫があるよね…
「大木にセミ」と表現されちゃった太助と若様のイチャイチャスケベ♡
体格差がやばいです。
2011年第一話の時はそこまでじゃなかったのに、どんどん太助がミニマムになっていって内田さんもあとがきで書いていたけどぬいぐるみのようなマスコットのような感じになっていってしまってます。
だがそれがいい。
この画力と力量と勢いで押し付けられると、そんなに美味しいなと思わなかったものまで美味しく感じてクセになってきてしまう不思議。
幸いにして(?)若様は体毛の処理がお済みのようでつるつるですから、とりあえずムキムキ受けだけなら大丈夫!という人は行けると思います!
しかしながらヤッてるシーンは、まあ大木にセミですね。
“最強”であるがゆえ孤独だった若様は太助と幸せになれるのか!?
生まれたときからずっと孤独だった若様。
実は理由がありまして、初代様と言われる里の先祖が持っていた周囲の者の力を吸い取ってしまうという能力が若様に先祖返りしてしまったんです。
なので生まれてきたときに母親やその周りにいた人たちの命を吸ってしまって…生まれたときから悲劇だ。
若様のお祖父様やお父様なんて人たちは力がとても強いのである程度関わったり管理したりすることが出来たようだけど、同世代や年下力の弱いものになると望んでいないのに命を吸い取ってしまって悲しいことになってしまったり…
そんなこんなで人と関わらないようにしていた若様だけど大怪我をおって自宅に戻るとたまたま居合わせた太助とばったり。
でも当の太助はなんともなさそうで、むしろ若様のちぎれていた腕がくっついてしまったり治癒がはかどる様子。
太助と若様は対の能力者だったのです。
良かったねえ若様…若様のとろっとろの優しい笑顔がこの時初めて見られて太助は惚れちゃったんだな。
【おまけ】梟党の跡取りドレッドイケメン×若様の叔父(毛むくじゃらガチムチブルンブルン)
太助と若様のメインカプの他に、梟党の跡取りと若様の叔父カプが登場します。
正直こっちのほうが好きなのでもっと書いてほしい!!!
叔父さんは毛むくじゃらのほんとになんかただのガチムチおじさんなはずなのに色気がやばい。
最初の方から読んでガチムチに慣れていくとだんだん麻痺していくのか、このガチムチ忍者本を読んだ後に他のBL 漫画を読むと物足りなくなってしまう。
少年漫画のような絵柄で書かれている数少ない作家さんなのでペースは遅くてもいいから筆を折らないでかき続けてほしい。
俺の夢は『スラムダンク』の絵柄のBLを読むことです!!!