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🦇1巻+2巻|木原音瀬×羅川真里茂『吸血鬼と愉快な仲間たち』【3巻の発売は?】

「神様、こんなアジアの最果ての地で優しい人に導き合わせてくれてありがとうございます」

吸血鬼と愉快な仲間たち
『吸血鬼と愉快な仲間たち』の評価
ストーリー
(5.0)
キャラクター
(5.0)
サスペンス
(5.0)
専門性
(5.0)
総合評価
(5.0)

追記:2019/03/19

2019年2月20日発売の「花ゆめAi」から連載が再開されました!

現在発表されているのは2巻の続きになる第9話(story9)から!次は3月20日

ただし、未掲載作品の連載は5月発売のVol.8からの再開らしくてVol.5~Vol.7に掲載されるのは上に書いたすでに収録済みの移籍作品です。なので、「花ゆめ」には興味が無いけど一冊に纏まるまで我慢できない場合には単話の配信があるのでそっちが便利。

ネタバレ感想大丈夫!な方はこっちの記事へ

🐣連載再開!|吸血鬼と愉快な仲間たち|3巻収録分のネタバレ感想だよ

木原音瀬に羅川真里茂を混ぜてもいいんですか!?

コミカライズが発表された時は本当に衝撃だった。

羅川真里茂の作風と絵柄でちょっぴりコメディが強めアルも可愛すぎる感じがあるけども、それによりきちんと原作を消化して書かれている印象を受ける。

ざっくりポイント
  1. アメリカから冷凍輸出されてきた吸血鬼アルとエンバーマーの高塚暁(タカツカアキラ)の物語
  2. エンバーマーという専門性の高い職業と血を生きる糧とする吸血鬼を題材とした見事な展開
  3. つっけんどんな高塚と純粋なアルが少しづつ事件を乗り越えながら、ゆっくり心を通わせる描写は優しい気持ちになれること必見

「吸血鬼と愉快な仲間たち」公式あらすじ

1巻

羅川真里茂 初の小説コミック化!絶大な人気を誇る木原音瀬との、奇跡の初タッグ!ついに登場!!アメリカで暮らしていた吸血鬼・アル。なぜか冷凍蝙蝠になってしまい、目覚めた場所は、なんと日本!!!彼が出逢ったのは、血の匂いをまとった謎の男で……!?

2巻

木原音瀬の大人気小説コミック化、第2巻!!昼は人間・夜は蝙蝠という不完全な吸血鬼・アルと、無愛想なエンバーマー・暁との奇妙な共同生活が始まった。少しずつ近づく二人の距離…そこに連続殺人事件が──!?

羅川真里茂『吸血鬼と愉快な仲間たち』ネタバレ感想

タイトル
  1. 伝説のシリーズ待望のコミカライズ!
  2. 木原音瀬作品がはじめての人は受けがボコボコな上めちゃくちゃ可哀想な目に合うので注意
  3. 1巻は出会い編、2巻はバラバラ事件解決編だよ
  4. 3巻は?原作の完結は??コミカライズは最後まで書かれるのか??

伝説のシリーズ待望のコミカライズ

羅川真里茂×木原音瀬のタッグが発表された時はまんぐり返して喜び勇んだものです…

りぼん・なかよし・ちゃおと少女漫画雑誌を乗り越えてきたけども、大人になってもまだまだ楽しく読める「花とゆめ」での連載同じくらいの世代の人ならこの興奮が伝わるだろう。

ただ悲しいかな、ついこの間「別冊花とゆめ」の休刊が発表された。

連載されていた作品は電子媒体での掲載に場を移すということだが、一つの時代が幕を下ろしたようでとても悲しいニュースだった。

ちょっと関係ないんだけど!!!

羅川真里茂と検索すると1950年生まれの68歳という情報が堂々と出てくる!

戦後5年生まれがこの絵柄のこの作風なわけがねえ!しかも1990年デビューだから掲載時の年齢が40歳ということになってしまう。

漫画家としてこれはあまりにも遅咲きだしおかしいだろ。

インターネットは嘘だらけの憤り。

木原音瀬作品がはじめての人は受けのボコボコ具合に注意

彼女のために掲載雑誌が用意されたという伝説を残す程の書き手、木原音瀬。

BL分野に留まらない活躍は実にかっこいい。

私としてはこの人の影響で死ぬほど可哀想な目にあう受けというのが大好物になった。

『吸血鬼と愉快な仲間たち』に登場する吸血鬼のアルは、一夜をともにした女の子に中途半端に吸血され仮死状態になった後すぐにエンバーミングを施されたために出来損ないの吸血鬼になってしまった。

昼間はコウモリの姿、日が沈むと人間の姿になれる。

定住することも仕事を持つことも生きているのに家族に合うことも出来ず食肉加工場の近くでホームレスのような日々を送っていた。

もうこれだけでおいおいおいちょっとはいいことねえのかよ?と思ってしまう。

そんな彼が加工肉に紛れて日本に冷凍輸入されてしまったところから数奇な運命の歯車が回り始める。

2巻に入り話の主軸となってくるのが、連続殺人事件だ。

暁の友人である刑事の忽滑谷に依頼されアルは探偵の真似事をすることになり、犯人に二度も身体をボロボロにされてしまう。

アルが吸血鬼でなかったらどちらも「死」を免れなかったであろう出来事だ。

吸血鬼であるアルは不死身ではあるものの、つけられた傷が苦痛なく瞬時に治るわけではない。

元の体は人間のそれなのだ。

骨や筋や筋肉が再生していく苦痛をゆっくりと味わうアルの姿は見ていて辛いものがある。

1巻は出会い編、2巻はバラバラ事件解決編だよ!(原作1巻相当)

コミック二冊で原作一冊分になってます!

ちょいちょい間は削ってあるけど結構忠実なコミカライズの部類。

というか羅川真里茂が最高。

『赤ちゃんと僕』の短パン少年たちにハァハァしていた人ならきっと分かってくれる。

そんなこんなで、1巻はアルが日本に来て暁と出会い家においてもらうことになるまで。

よく考えたらコウモリを保護して外人の男になって実は吸血鬼ですって言われて日本語は通じなくて…よく家においておこうと思ったな?

暁に英語の素養がなければ、エンバーマーでなければ、という具合に設定の齟齬が生まれないところが木原音瀬はうまい。

続く2巻では、上に書いた事件に巻き込まれる。

3巻からの続きが気になっていて原作が未読なら小説2巻から読むのがいいだろうとおもいます!

3巻は?原作の完結は?コミカライズは最後まで書かれる?

3巻

前述の通り休刊になってしまった「別冊花とゆめ」

2018年7月号までに連載された作品について公式ページでは、

二巻以降の未収録分(2018/05/27現在)は以下の通りです。

・キエフ主人公のインスパイア・スピンオフ 「NOTICE ノーティス」 41頁
・SEASON2 ACT.1 「日本の春は。」 67頁
・ACT.2 「愛はHeartが立つ。」 48頁
・ACT.3 「問題勃発。」 68頁 (このニュース時、別花7月号に掲載中)

三巻のお知らせをお待ち下さい。

(www.ragawa.co.jp より)

と記載されています。

大体200ページほどで一冊となることを鑑みるに分量的には3巻の内容は整っているようですが、内部事情がごたごたしているうちは3巻拝めそうにないなと思ってます。

「吸血鬼と愉快な仲間たち」原作の続き

原作現時点の既刊が5巻まで!同人誌での出版がありますが6巻ができるほどではないので商業ベースの続きが読めるのはまだまだ先の様子…

ただもう書かれていないわけではないのでいつか必ず続きが読めるのは僥倖!

別作品も楽しみながら続きを待ちたいと思います。

そしてもう一つ気になるのが、コミカライズ作品がなかなか結末まで出版されないこと!

羅川真里茂が書いているなら大丈夫と思いたいけど原作も完結していないし、きりのいい所で突然終わったりしないだろうか…?という不安がのこります。

どうしてもコミカライズでの続きが読みたいのに読めないので羅川真里茂作品をジャンル問わず片っ端から読んでしまいましたが、赤ちゃんと僕はやっぱり名作で号泣するしニューヨーク・ニューヨークはもうなにも言えなくなる事件ばかりで心臓が鬼おろしされている気分でした…それから羅川さんのBL短編集「僕から君へ」も発売されていて読んだんですがコレまた結構な死ネタで…苦手な方は注意だけどファンなら必読?ということで3巻待機〜