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(´;ω;`)|腐女子が死ぬほど落ち込んだときに読む漫画|本がなければ死んでいた

こんにちわ〜限界OLです

生きてりゃ死にたくなる日もある!

人に話して忘れてもいいし、シャブでごまかしてもいいし、好きなものに没頭してもいいが、限界は死にたくなった日にゃ本を読む。

別世界に没頭した現実逃避というよりは元気をもらったり癒やしをもらったり、

「そんなに力むなよ」

といってくれているような本を読む。

基本的には笑える本を読む!!!

というわけで、読むと心が晴れる笑える漫画でも紹介しようと思ったがBLは一切なくなってしまった!(入れるなら西田東かな)

ご了承〜!!!

笑って忘れる編

絹田村子『さんすくみ』

大好きな本だ!!詳しくはこれを見てくれ

🐨神社・寺・協会の跡取りボーイズ|絹田村子『さんすくみ』|そんなにふわふわ生きてて大丈夫!?

神社と寺と教会の半人前で未熟もいいとこな跡取り息子たちが、助け合いながら日々奮闘?するコメディ漫画だ。

三人三様個性が爆発しているのだが、本人たちはのほほ〜んぼ〜んやりしていて、

「こいつら家業がなかったらどうなってたのかな」

とゲスいことが心配になったりもするがそのへんはキャラクター性が爆発していて何でも許せてしまう。

毎回毎回、おかしなヘマや失敗や勘違いやと変なことで躓きまくるくせに三人はいつも明るくのほほんとしてるのがまたおかしい。

京都を舞台にしたそれぞれの宗派の日常風景なんかも垣間見れるお勉強漫画だから、あまり脳死していないときに読まないと内容が入ってこない危惧がある!

最高に心に残る漫画だ。

佐々木倫子『チャンネルはそのまま!』

北海道のテレビ局に『バカ枠』として採用されたおバカディレクターの話!

『動物のお医者さん』でお馴染みの佐々木倫子の作品。

雪丸花子はとにかく裏がない!何も考えていないとも言うが…

ディレクターなのに取材はできないリポートもできない原稿も書けない、いつも原稿が上がるのは夕方ニュースの収録直前という色んな所に迷惑をかけまくる。

なんで採用されたかって?「バカ枠」だから!!!

ここのテレビ局には「バカは奇跡を起こす」という口伝えの伝説が…ありまして…真面目な優等生よりも変わったやつが一発逆転ヤッてくれるって発想があるんです。

で、まあでかいことをドカン!とやるわけではないけど、意図せず花子はちょいちょい美味しいところを吸ってるんだよ!すごい。

「真面目にいき生きすぎるな」と助言されているようで楽になれる本。

ついでにめちゃくちゃ腹を抱えて笑える。

花子の実家は北海道の農家。この設定も大好き。

二ノ宮知子『飲みに行こうぜ!!』『天才ファミリー・カンパニー』『GREEN〜農家の嫁になりたい〜』

絞れなかった!!!

「もうどうでもいいや〜!!あは〜!!」

と短時間でなれる本は『飲みに行こうぜ!!』です。

主人公は六菱物産に務める丸山佳子、社内きってのエリート美人社員。

なんだけども!?朝一の女子ロッカールームで缶ビールを一気に飲み干す彼女の姿からこの漫画は始まります…

まー飲むわ飲むわ、水でもそんなに飲めねえよ!ってくらいの量を同僚上司先輩社長とにかくその辺にいるすべての人を巻き込みまくって毎晩飲みに出かける女丸山佳子!

昼の舞台は会社の一室、夜の舞台は居酒屋と現実よりの舞台の中で繰り広げられるクソのような人格破壊は最高に気持ちいい!

佳子は社長を呼び出し弁償をさせ、課長の失敗にげんこつを食らわし、課内の人間をどんどんおかしくさせていく(幸せになってるとも言えるような)

ここまでぶっ飛んで生きられたら!!!?とちょっと心が楽になる。

勤務中に弁当頼むのなんて佳子に比べりゃあんた…と現実がよくわからなくなったりするのでオレはもうダメかもしれない。

最近二ノ宮さんはスランプ状態なのか面白い話が出てこない。

思えば『のだめカンタービレ』からすでに失速ぎみだったのか、それとも売れてしまった弊害か。

何にせよこの人の本は過去作が圧倒的に面白いのだ!

特に『農家の嫁』に出てくるワコちゃんは「猪突猛進」そのものが歩いているような女。

念願かなってマコトと結ばれるという結納の場面でイボ痔がやばいことになる女なんてもう大好きである。

こんな生き方もあるから大丈夫編

もくじ
  1. 五十嵐大介『リトル・フォレスト』『かぼちゃの冒険』
  2. 芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行』
  3. 高野文子『るきさん』

五十嵐大介『リトル・フォレスト』

映画化もされたこの作品

田舎育ちの女の子が故郷に戻ってきて自給自足の暮らしをしながら自分の生きる道を模索する、という話です。

これに出てくる暮らしや料理が感性にビシバシ鞭打ってくる。

グミの実をジャムにしたり、あけびを山からとってきたり、自家製のヌテラやウスターソースを作ったり、食べるぶんだけお米を育てて、夏には山のような野菜を収穫して…

「人が何故生きているのか」

ということを考えさせられるような作品。

こんな感じのセリフが出てくる

「人に殺させておいて、その殺し方に文句をつけるような、そんなやつになりたくない」

宝くじがあたったら一山買って小屋を立てて山の中で暮らしたいなあといつも思う。

五十嵐大介『かぼちゃの冒険」

『リトル・フォレスト』の作者さんがカボチャという猫と一緒に自給自足生活をしていたときの漫画。

脚色されたお話とは違って輝かしいことばかりではないけど、しんと静まり返った日常が羨ましいなといつも思う。

それから、猫まんがとしても優秀らしい!

らしいと言うのは私自身猫を飼ったことがなくてリアルさがさっぱりわからないからだ。

「自然の中で生きる動物」を垣間見れる素晴らしい漫画。

芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行』

地球温暖化による海面上昇で人類がゆっくり滅びようとしている時代を描いた作品。

主人公はロボットのアルファさん。

彼女は岬にある小さな家で小さな喫茶店を経営しながら暮らしています。

不思議な世界の中でゆっくりと滅びていくものたち。

自分もいつか死ぬ、今もゆっくりと死に向かっているとこれを読むたび考えてしまいます。

地上でゆっくり死にゆく人々と対象的に、繁栄の最後の力で空に打ち上げた飛行機から地上を見つめる人々も描かれる。

絶対日常に降りられない人々と、そして滅びゆく世界に残されたものたち。

「無常」を思い知らされる。

高野文子『るきさん』

お守りのような作品。

ちくま文庫から出ていて全頁カラーの最高の文庫本。

何かで読んだけど、有名なモデルさんがこれを何冊もストックしておいて会う人にあげるんですとおっしゃっていた。

高野文子ヲタではないので詳しげなことは何も言えないがこの時代にこの「るきさん」の生き方を書いたことは素晴らしいと思っている。

一億総小役人社会で息苦しいことこの上ないがいつか死ねるし!と希望を持って生きていこう!