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【俺の聖書】死んだらこれと一緒に埋めてくれ【尊すぎる同性愛漫画3作品】

俺のバイブル

本とともに生き、

本とともに死ぬ…

本に埋もれて生きていると、本を読む以外この世で何をしたらいいのかわからなくなる病気に罹患しています!!!

先生!患者さんにお薬を…!!!

はい、

今回はその中でも、私の人格形成に大きな影響を与えた死ぬ時に背負っていきたい作品を3作品…3…全作品冊数多いので背負える限界かなって…

同性愛としましたが、BLとよんでいいものかブロマンスとは呼びたくないという葛藤からです。

萩尾望都『残酷な神が支配する』

『ポーの一族』や『トーマの心臓』など言わずと知れた少女漫画の神様こと萩尾望都先生の作品。

もうこれについては、私ごときが作品について何か語ることがおこがましいレベル。

一つだけ言及しておくと、かならず時間のある時に覚悟を決めてから読んで下さい。

読み始めたら最後、日が暮れようが夜が明けようがやめられません。修行です。

読めば読むほど「苦しい」「悲しい」「痛い」感情が心のなかで渦巻いてどうしようもなくなるのに、読むことをやめられないのです。

特に、人生において大きな「トラウマ」を持つ人は絶対に最後まで読んで下さい。

「救い」とは何なのか、「生きる」ことは傷つくことなのか、

主人公のジェルミが明るい光を浴びた瞬間涙が溢れます。

清水玲子『秘密 -トップ・シークレット-

はい!!!いきなり暗くなってしまいましたがまた暗い話です!

こちらも大御所少女漫画作家として知られる清水玲子先生

清水先生は昔から、同性または両性具有のような存在との愛情についての話を多く書かれている方です。

その中でも「ジャック&エレナシリーズ」は今回紹介している『秘密』の前身を感じさせる作品。

生田斗真主演で去年映画化されたので更に知名度が増しました。

内容は、死後の脳みそを機械にかけて映像化出来るようになったので、それを見て凶悪犯を検挙するぞ!でもやっぱり権力の介入があるなぁ〜大変!という感じ。

なお同時進行で、アラサーにして水鏡に映るナルキッソスのように美麗な薪警視正と、その部下で忠実・忠犬・純朴・下僕な青木が心を通わせます。

このように、もうほぼほぼ有名すぎて語るところがないのですが一個だけ!

『ブラックジャック』でゲロを催す私でも問題なく読めます:-)ヒェァ

絵が芸術すぎてグロくない!!!

もし、グロいのはちょっとぉ〜と思っている方は勇気を出して一読あれ。

やまざき貴子『っポイ!』


最後はこれ!

小学生の時から延々と書い続け2010年やっと完結した『っポイ!』です。

主人公は天野平(たいら)中学三年生の男の子。背が低くてお母さん譲りのかわいい女顔がコンプレックス。

そんな平の家の隣には、幼馴染の日下万里(ばんり)が住んでいる。

彼は、容姿・頭脳・運動・社交性どこをとっても完璧なスーパーマン。

万里のようになりたい平だが、実は万里も平のことが大切で羨ましいと思っている。

そんな中、進路の問題が発生して、万里は担任からレベルの高い学校に行けるのだから絶対に行けと言われる、一方で平はそこまで勉強ができるわけではなく、二人は別々の高校へ進むことに。

しかし、どうしても平と一緒にいたい万里はレベルを落として平と同じ高校にいくと言い出す。自分に合わせてそんなことをしてほしくない平は万里と喧嘩に。

喧嘩しながらもお互いを思いあい、持ち前の明るさと向こう見ずなやる気で平は万里と同じ高校に行くと担任に宣言する!

(『っポイ!』やまざき貴子)

大筋の話はこんな感じです。30巻で完結を迎えるまでこの受験の話が続きます!

何年受験しとんねん!!!

この間自分の受験が何度も重なり、卒業し、就職しても、平ちゃんはまだ高校受験で…うっ…

という思い出深い作品。

受験勉強を頑張りながら、クラスメイトや他校の人間、街で出会った大人なんかと関わりながら「正しくあるべきとはどういうことなのか」読者に語りかけてくれます。

気にしないで元気出して行こう!大丈夫だよ!そう云われているようで何度も読み返した。

ただそんな平ちゃんも、他人に傷つけられることがある。

そんな時いちばんそばにいてくれるのが万里。

何も云わず寄り添って、また一晩立ったら、平は自分の足で立って自分で問題に突っ込んでいく。

読むたびに心が洗われる名作。

まとめ

『残酷な神が支配する』は文庫10巻

『秘密』はシーズン0を含めて18巻

『っポイ!』が30巻

なので合計58冊か、100冊くらいまでは背負えるかな…

少なめに、絶対にこれだけは…?!と思ったものを選んだつもりが書いている内に後から後から湧いてきて、推しが渋滞している。

他にも、やまざき貴子の『zero』や高尾滋の『ゴールデン・デイズ』…

白泉社推しか?

とにかく同性愛に限らず死んでも本を読み続けたいという欲望は消えないのであった。