「河童はコレが大好きだから…」
そして河童って…?と思いながら読んだら直球で河童だった。読み終わっても、河童…???ってなってる。
- 華やかな世界をすべて捨てて実家の弁当屋で地味な暮らしをしている青年と河童の恋物語
- 河童?え?河童??………え?
- 細かい表現がすごくいいが、話のうまく合わさっていない所が非常に残念。
山田袋「川の水は甘い」公式あらすじ
「あそこに全部、捨ててきたのに――」弁当屋を継ぐため田舎に戻り、縁談の誘いを受け流す日々を送っていた満はある日、ドラマの撮影でやって来た若い俳優と知り合う。その男は、“河童は行為が好きで、AVにも化けて出演してる”と語り出し…。静かな川底に響く、二人だけの淫靡な水音。
(『川の水は甘い』山田袋より)
『川の水は甘い』のネタバレ感想
山田袋の新作、1と表記されているけど続きはどうかなという感じ。
でもお話としては微妙だっただけに続きものとして連載されるならめちゃくちゃ面白い展開もありえるがいかに!?
河童?
まごうことなき河童だった。
いや最初はそういうアレな比喩かなんかでしょ?
と思っていたんだけど本当に河童だった。
川女なんて妖怪がいるようにこのお話の中で河童はアッチが好き♡と説明されています。
そんで少なくなったけど今でも河童は存在していて人間に化けることで暮らしている。
アッチが好きなのでAVATARS業界との相性が良くて、その業界で監督をしていた弁当屋の青年と縁があったというわけです。
山田袋にしては???
山田袋さんにしては話にパンチがなかった。
なんで?続くから?
単に河童と出会ってヤりました!
ってだけの話。
今後の続きを期待したい。
それでも好きな理由
それでもやっぱりこの人の書く漫画はよく出来ていると思う。
細かい描写がいちいち逸品。
まあ描写と話はお互いを高めあっていないとうまくないのでその点微妙だけども。
小説にせよ映画にせよ、出てきた人間にすべてを語らせるなら簡単だが実際にはそんな何もかもをべらべらと説明して歩くような人間はいない。
小説なら行間を読むし、映画なら表情や風景を読み取る、漫画は些細な絵の描写でその変化を伝えることがそれぞれの媒体の持つ良さ、そして使命であると考える。
最近とても多い背景真っ白漫画はその変捨ててしまっているな?
文が読めないから漫画を読むという世の中になってしまったが、漫画だからこそできる描写を捨てないでほしい。
この話に出てくる描写でいいなと感じたのは、
- 河童と話をしている最中に池に石を投げ波紋が広がるコマ
- 「ぜんぶ捨てたからここで生きる為に全部」と青年が本音を吐露する場面で、父親の遺影と弁当屋の値札(揚げた豆腐398円と書かれている)が書かれているコマ
頭の中で間を繋げて読んでいるだけなので読む人が読めばまた違うかもしれない。
単純に読めば、石の場面は心の揺れ動くさまを
捨てたと語る場面では、この生活を良しとしていないことそして死んだ父親との関係が重荷になっていることがなんとなくわかる。
厚みのあるBLを読みたいなあと思う今日このごろ。
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