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🌷ネタバレ感想|鯛野ニッケ『君香シャーレ』|匂いフェチ攻めの勢いがすごい

「ぱんつください、あ、洗わなくて大丈夫なんで!」

何もしていないし触ってすらいないのに大変なことになっている受けが可愛い
ざっくりポイント
  1. 合成香料の匂いで気分が悪くなってしまう高階(タカシナ)
  2. 酵母の研究のせいか体臭か、高階を遺伝子レベルで虜にしてしまう匂いの持ち主・有路(アリジ)
  3. 匂いフェチ・高階が大暴走する話

公式あらすじ

香りに超敏感な高階は、研究室の先輩・有路の匂いだけになぜか興奮してしまう。どうしても”嗅ぎたいっ!!”という欲求がどんどん高まり、抑えられなくなり…。

(『君香シャーレ』鯛野ニッケ)

『君香シャーレ』のネタバレ感想

ネタバレ目次
  1. 結構平凡に始まる前半
  2. 匂いフェチが大暴走する後半
  3. 匂いを嗅いでいるだけなのにこの高揚感はなんだ!?

①結構平凡に始まる前半

大学4年の有路くんは生真面目で研究熱心、目の前のことに夢中になると他のことは何も聞こえなくなってしまう。

そんな彼が成果を出そうと躍起になっている研究が「花酵母」だ。

花の花弁を発酵させてその香りをお酒や化粧品などの天然香料として用いる。

有路の所属している研究室では代々先輩から研究を引き継ぎ、今年は有路が成果を残そうと頑張っているのだ。

この有路くん、人の嫉妬を煽るほど目の前のことに夢中に実直に向き合える人間性を持っている。

「きちんとする」といえば簡単だが多くの人間が自分に甘く怠惰な部分を持っている中で、誰の視線も気にすること無く真っ直ぐに向かっていける姿勢は評価とともに嫉妬の対象となってしまっていた。

「嫉妬」がきっかけとなったある事件から有路はさらに研究に打ち込んでいくのだが研究を妨害する「いたずら」が頻発して…

そこに絡んでくるのが匂いフェチ変態暴走男・高階くんである。

高階は有路の一つ下で今年から同じ研究室に所属している。

彼は合成香料の洗剤や香水など強い香りをかぐと気分が悪くなってしまう体質で、研究室の新歓を抜け出し有路が一人残っている研究室の戸締まりに来た。

そこでふと香った有路の体臭と天然のりんご酒にノックアウトされ有路の研究を手伝うことになる。

「事件」をきっかけに貸しを作ることに敏感になっていた有路に高階はある見返りを要求する。

それは「有路の体臭を毎日5分嗅ぐこと」

②匂いフェチが大暴走する後半

有路の研究妨害などのゴタゴタも一段落したあたりから匂いフェチ男が大暴走し始める。

事件の後ちょっとしたことでスネている高階に有路は、

「す、好きなだけ、嗅いでいいよ…」

と「ご機嫌取り」をけしかける。

今までは「服の上から嗅ぐだけ」という約束だったので律儀に守っていた高階だが、そっちから提供されるなら話に乗ろうじゃないか!!と鼻息荒く、

「服の下匂い嗅いでいいですか?」

と提案する。

これ以上機嫌を損ねたくない有路はそれを承諾するのだが、この間尻餅付いたケツの青あざが見たいとズボンを脱がせ始めて…

③匂いを嗅いでいるだけなのに高揚感がヤバイ

この後どんどん変態度がましていく高階くんですが、合言葉は「キムワイプ」です。

あんたキムワイプでそんなとこ拭いたら痛いでしょ!!!という思いも追いつかないうちに、彼はその液体の染みたキムワイプに顔を埋めてすーはーしながら…

オカズは目の前にいますってか???

どんどん暴走し始めて体液を採集し始めそうだな思ったあたりで先にパンツを採集しようとしてもう誰も止められない状態になってしまった高階くん。

優秀なのにどこへ向かうの???

しかし研究室の面々がとても楽しそうである。

こういうものを読むたびに理系に進めばよかったなあとしみじみ思うのであった。