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『心を殺す方法』完結後、ちょっと思ったことを吐き出してみた

「BL」を読む上で「人に言えない趣味」だからという隠れ蓑を脱がなくてはならない時代なのかもしれない

カシオ先生のおつむゆるゆる受けの作風が好きなので、ここのとこの禁断愛は面白いけど読んでいて辛いものがある。
小説・漫画・アニメとにかくなんでも創作物を読む時、基本的に当事者または被害者として描かれる「読み手の視点側の人間」に感情移入するのが普通だろう。ただこの前作『心を殺す方法』は、どちらかと言うと加害行為を繰り返す光の方に気持ちが持って行かれてしまった。
何かの紹介で「サイコパス」とはっきり光のことが書かれていた。「サイコパスと診断された人間が持つうちの幾つかの性質を持っている状態」だとは思うが、完全なサイコパスなのかどうか私にはわからない。
昨今、人の気持ちがわからない自分本位の状態をそう捉えてしまう傾向が大変強い。軽々しく「サイコパス」という言葉を口にし人をからかうようなことも目にする。実際に、診断された人間と長く接したことがあるが、与えられた課題を40度の熱があろうと作成し提出しなければ気が済まない、同年代の女性とうまく会話ができない、というような状態だった。他にも幾つかこだわりを持っていたり少し風変わりであったが、彼女が誰かを苦しめることは一切なかった。苦しめているのは自分自身だからだ。感情が上手くわからないということは、自分のこだわりに対しても絶対に妥協を許さない。疲れた、休みたい、今日はやめておこう、彼女の中にこの当たり前の感覚が存在しないのである。

話がそれたが、もちろん光の所業は許されたものではない。彼がサイコパスであろうとなかろうとその行為は問題だった。サイコパスであるという部分を除いての犯罪である。
母が死に、光が春樹に執着する以上、もう彼を救えるのは一人しかいない。なんともすっきりしないのであった…

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