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🗼ネタバレ感想|倫敦巴里子『日常クライマックス』|お耽美から加齢臭

こんばんわ〜限界OLちゃんです

今回レビューするのは、倫敦巴里子『日常クライマックス』です〜。

「やってりゃいいのか」というBLが増えに増えた昨今、きちんとした道筋と男同士であることを生かした作品にはなかなかめぐり合えない。

そんな時に読んだ一冊です。

「日常クライマックス」の内容をまとめると…

ある美少年が、図書室の窓辺でゲーテを読みふける美少年に一目惚れしてふたりとも恋に落ち、勢い余って駆け落ちしてから15年後、おじさんになった二人は見た目も中身も老けてきて…お耽美!?と思ったら一体どうなるの?!という話。

時間が立つと愛情って変化するよねという

見事な構成で最後まで書ききっていて面白かった!爽快!

日下と御厨に持たせた設定がきちんと機能していて、ただ「萌える設定」だからとりあえず置いておいたんじゃないですよという機能美を見た。

中盤で明らかになるのだが、駆け落ちしてから養父である父親と一切連絡を取っていなかった日下に対して、御厨は日下に隠れて母親と連絡を取り合っていた。

母親って息子に対してこういう感じがあるよねーと白白したところで、日下の孤独が浮き彫りになってくる。

彼は、両親を事故でなくしその友人であった天涯孤独の彫刻家の男に引き取られ暮らしてきた。

家政婦のおばさんはいたが、「身内」としては二人だけだったわけだ。

この日下の家庭事情があらすじに書いた「別れよう」の根底の部分にあって、二人のすれ違いを産んだのだが、そこはネタバレしないでおく。

とにかく、日下は日下で御厨が変わってしまったと思っていたので別れを切り出した。

御厨は日下にきちんと愛情があるのに日々のすれ違いで勘違いされてしまっている。

この状態を最後まで引き伸ばして面白く書けるんだから構成力凄まじい。

別れ話しててもなかよし

作中きちんとなかよしシーンがあります!!!

ただ、なかなか穴の中に入れない!!!

別れ話してるのに…って日下にギリッギリでやめられて息子ォ!!!ってなったり、やった!はいれるぞ!!となった瞬間に発射してしまったり、疲れて帰って玄関で盛り上がったはいいけど疲れてるから寝よ(なんだそれはいい加減にしろ!?)ってなったりします!!!

焦らされて焦らされて(読者)最後は!?

あと、日下から誘った初体験シーンがめっちゃかわいい。

面白ければ面白いほど、どうやってネタバレしないで面白さを伝えたらいいのかわからなくなる。あそこを書いたら読んだ時面白くないだろうなとか考えてたらどんどん何もかけなく…?よくわからん!まあいいか!

なかよしシーンはシチュエーションを知るだけだと興味が湧くし絵として読んだ時の面白さは飛び抜けているので書いてもいいかなとおもって書いてます。