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🚃ネタバレ感想|秋平しろ『トワイライト・アンダーグラウンド』2冊完結

「そうやってなんでも簡単に切り捨てる癖やめたら?」

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”…昇天…
ざっくりポイント
  1. 繊細美人でバリタチのライブハウス店長・北山×アイドル系の人懐っこさで誰にでも好かれるハッピー男子・古川のお話
  2. とにかく店長が可愛い、げろまぶい、悶絶
  3. ライブハウスの日常・古川の人生・店長の葛藤・いろんな事が起こる人生の中で二人が答えを見つける優しい世界のお話。トリチュンチュン…

公式あらすじ

『トワイライト・アンダーグラウンド』

ライブハウスでバイトに励む大学生の古川くん。
大好きな音楽と仲間に囲まれて楽しい毎日だ。
そんなハッピーライフの唯一の問題が店長の北山さん!
もともと無愛想な北山さんだけど古川くんには格別無愛想なのだ。
スタッフ仲間からも二人の仲の悪さをからかわれる始末。
いつか店長をぎゃふんと言わせてやると息巻く古川くんは、
ある日、北山さんの秘密を知ってしまうのだが…!?

(『トワイライト・アンダーグラウンド』秋平しろ)

『トワイライト・アンダーグラウンド+』

ライブハウスでバイトに励む大学生の古川くん。
バイト先の店長の北山さんが古川くんのツンデレ彼氏だ。
古川くんは同性とのお付き合いは初めてだけど、
北山さんはもともとゲイでバリタチで攻と呼ばれる属性らしい。
なのに、ちっともバリたたないし攻めてもこない!
もうすぐ大学卒業でバイトも卒業の古川くんは、
北山さんとの恋人の繋がりがもっとほしくて―――。

(『トワイライト・アンダーグランド+』秋平しろ)

ここからネタバレ感想だよ

ネタバレもくじ
  1. バリタチ繊細な店長に萌えの要素が満載
  2. 人を好きになるってどういう事?気持ちが通じ合うってどういう事?
  3. 人生は恋愛だけで出来てない
  4. もっと爛れていいんだよ!!!

バリタチ繊細な店長に萌えの要素が満載

ササッと、上下巻(と呼ぶことにする)のあらすじを

『トワイライト・アンダーグラウンド』

音楽が大好きな古川は大学に通いながらライブハウスでアルバイトをしている。

正社員やバイト仲間の人たちはみんな優しくて楽しいけど店長の北山にだけは何故か冷たくされている。

そんなある日路地裏で男ともめている店長を発見した古川はこっそりその場を立ち去ろうとするが思いっきりバレてしまう。

その時聞こえた

「好きな奴いるから」

という店長の言葉に、実は自分のことを言ってるのでは?と思いついた古川は好奇心から店長と積極的に仲良くするようになる。

店長の本位はわからないまま、二人でフェスにでかけて帰り道、この後も仕事だという店長をスパに無理やり誘った古川は「ふざけるな」とはっきり拒絶されてしまう。

せっかく仲良くなったのに、店長のその態度に今度は古川が北山を避けるようになってしまう。

「店長と仲良くなれてうれしかった」

と泣きそうになりながら言う古川に北山が歩み寄る。

そうして店長は何度尋ねられても番号を教えなかった携帯から古川に電話をかける。

「俺古川が好きだ」

『トワイライト・アンダーグランウド+』

晴れて恋人同士になった二人。お互いの家も行き来している。

だけど恋人なのに、バリタチなのに…一向に体の関係が進まない!

店長は古川のことが初恋みたいなもんなので手を出して傷ついたり傷つけたり、引き返せなくなってしまうのが怖いのだ。

ぽよぽよの大学生だった古川も、もう就職を決める時期。

一般のサラリーマンになるべく奮闘中だ。

就活に加えて、自分に魅力がないから手を出してもらえないんだ!とせっせと美容に励む古川の努力は勘違いすぎて店長には伝わらない…

でも合鍵を渡し合って交際は順調そのもの!と思いきや、合鍵で古川の家に入ろうとした店長に声を掛けるオバサンが…

「そちらは古川ではありませんでしたか?」

オバサンの顔は古川にそっくりで…

と、こんな感じです。

上巻は苦悩しながらも二人が結ばれるまで

下巻は結ばれてからおもしろネタをはさみつつ二人で頑張っていく決心をするまで

読みふけってしまいましたわコレ最高。

その中でも繊細攻めの店長が可愛いことこの上ない。

上のネタバレをざっと見てもらってもわかるように、古川は素直でひねくれたりすることなくまっすぐ人生を歩いていて誰からも好かれるポジティブ君なので問題ないんだけど、まあ店長がこじれたり考えすぎたりするばっかりに大変なことになってます。

でも限界OLはどっちかっていうと店長よりの人間なのでその苦悩がよくわかるし、受けの視点でなくて攻めの視点でそれが読めるというのがとてもおもしろかった。

嫌な思いをしたりさせたりするのが怖くていろんなものを諦めてしまうというのはほんとによくわかるし、そんな店長がとっても可愛い。

古川に出会えてよかったねえ。

人を好きになるってどういうこと?気持ちが通じ合うってどういうこと?

「好き」という気持ちが自身の感覚の話であるように、相手に気持ちを伝えた所で相手もその「感覚」を信用してくれなければ「好き」は存在しなくなってしまう。

店長はなかなか古川の「好き好き大好き!」を認めてくれない。

結構失礼なやつだ。

男と恋愛することで彼の明るい人生が歪んでしまうことを恐れているし、彼には自分と違う道が存在していることも確信している。

元彼が登場するけどこの子に関してはほんとに興味なさそうで店長ったらホントは自分が一番可愛くて可哀想と思ってる人間かしら…と思ったくらいよ。やぁね!

人生は恋愛だけで出来てない

恋愛の漫画なんだから当たり前だろ!と言われればそれまでなんだけど、恋愛だけで飯は食えねえし金も貰えねえ。

むしろ金がかかる、不便な世の中だ。

この話の中では語られないが店長は医者一族の出で自分へのコンプレックスからグレて家出をして今のライブハウス経営者である金子さんに拾われたらしい。

お話が始まるときには収まるところに収まっている。

一方でまだグラグラとおぼつかないのが古川、自分にはライブハウスで正職員になる才能がないと思いこんでいるのでせっせと就活に励んでいる。

土日祝が休みでイベントに行き放題の会社員狙いだ。

店長との仲がどんなにこじれようと大学には行くし卒論は書くし就職もする。

こんな当たり前のことが恋愛をしながらでも並行して進んでるんだよとキチンと書かれていたのがすごくよかった。

もっと爛れていいんだよ!!!

下巻の最後までヤりません。

別に無くても気にしないけどせっかくイチジク浣腸が出てきたんなら見たかったです。

あと銀粉プレイのフラグ回収はしないんですか?

はーなにはともあれとても満足の上下巻でした、最高。

足立くんが足臭そうで好きなので彼の話も読みたいです。