読もうと思って楽しみに温めておいたら再録だった〜!の巻
もっとおっきく書いといてよ!
しかし、コミックの約半分を占める日本語初翻訳小説が面白かったのでいいけども。
未読の方はRentaに1巻の収録されたお試し小冊子がありました。
以下、収録作
- NEW YORK MINUTE(2巻初回限定版小冊子より再録)【漫画】
- First,Do No Harm(3巻初回限定版小冊子より再録) 【漫画】
- ONE OF THESE NIGHTS(同人誌より再録) 【小説・挿絵あり】
- He Came,After You Left(日本語初翻訳作) 【小説】
上記の4作品が収録されています。
ネタバレまとめ
『In These Words』の本筋からは遠ざかって、七年前のニューヨークが舞台。
浅野克哉はまだ24歳、ニューヨーク市警の精神科医として薄給公務員生活を送っている。
まず、ニューヨークで蜜月を送ることになるデビッドとの馴れ初めが描かれるのが小説『He Came,After You Left』
この小説の中で克哉の生い立ちなど今まで明かされていなかった背景を垣間見ることが出来る。
一部引用する、
克哉が金に不自由しないであろうことは、ハーバード大卒という学歴と、身にまとう高級スーツや、見るからに既製品ではないイタリア製の革靴を履いていることからも明白だった。人事部あたりから出たであろう噂によると、克哉はどうやら一生遊んで暮らせる程の資産家のお坊ちゃまらしく、親の金で十年間アメリカで一流の教育を受けた末に、日本への帰国を嫌がってアメリカに留まることにしたということだった。
そんな彼がなぜ、貧乏な新人医師が派遣されることの多い、警察署内での精神科医の仕事を引き受け、公務員になることを選んだのか?
少なくともハーバード大卒のエリート医師が選ぶような職場ではない。署内では様々な憶測が飛び交い、尾ひれの付いたそれは今や浅野伝説と言えるほどの規模に膨れ上がっていた。しかし十数メートル先で黒塗りのストレッチリムジンが鉄門の前に停まるのを眺めながら、その憶測も思ったほど事実から遠いものではないのかもしれないとデビッドは思い始める。
(『He Came,After You Left』より)
ここにギュッと凝縮して紹介されている通り、克哉さんどうやら筋金入りのお坊ちゃまらしいです。
ではなぜ七年後にあんな危険な仕事を…
リムジンを警察署の真ん前に横付けさせたのは克哉のおじいさまで、見合いをさせようと日本からはるばる従兄弟の春樹を伴ってやってきました。
克哉の父親という人は、同じようにお祖父様から教育を受けた後さっさとトンズラ漕いてオーストラリアで診療所をしているらしいです。
そんな失敗もあったからか、本家筋の克哉を溺愛してるおじいさま…
克哉が見合いやら何やらを嫌がって逃げた末に危ないバーで薬をもられて混沌してしまい危うくデビッドに助けられた事件の後に無理やり日本に連れ帰ってしまします。
で、条件付きでニューヨークに戻ることができた後はやっと二人の蜜月がはじまり〜という馴れ初め編でした。
一個気になったのは、「条件付き」出戻ってきた克哉がデビッドに教えたのは「チェルシーの豪邸に住むこと」という条件のみであとははぐらかされちゃってたんですけど…
全部、孫溺愛じじいのそんな感じと受け取っていいんですかね?
一年後には帰国するとかないですかね?
そもそも、デビッドはどうなったのか、別れてしまったのか、離れ離れになっているだけなのか、死に別れてしまったのか、色々と知りたいところはあります。
2012年に1巻が発売されてからまだ完結していないので毎回毎回…な…何だったけ?ってなって読み直さなきゃいけない感じで続きが出ない…
同人誌まとめてる間に4巻出して下さい!!!
克哉さんは生足がお好き
この人めちゃくちゃ無防備だなあと思います。確信犯なんでしょうか!?
ワイシャツ一枚ノーパンとかめちゃくちゃ見たし、バスローブで体育座りお股丸見え相手は目の前にとか(3巻の話)…イタリア製の靴履く前にパンツ履きなさいよ!
いつも思いますが、なぜ全く何も来ていない状態よりもいいんだろう。
ソックスだけとかも最高に好きですわ。
前開けっ放しでシャツだけ羽織ってるって、それもう着る必要なくない!?
すきです!!!
しかしながらこうちょっとずつ設定が出てくると、厳しくしつけられたであろういいところのお坊ちゃんがバスローブ一枚で体育座りして生足丸出しとか美味しいことこの上ないな。
4巻を心待ちにしています!インズィーズワーズ!