2014年頃から出る出る詐欺(出版社が)を繰り返していた『兎オトコ虎オトコ3巻』が紆余曲折を経て再連載されています!
2019/03/05現在、第5話まで連載が続いているのでもうすぐ発売のお話が聞けるかも。
再連載は2巻の終わりからなので、出版されなかった実質3巻収録分ということになりますね。
3巻の出版と一緒に、1巻2巻の再発行も予定されているそうです!
もう永遠に3巻は出版されないのかと思っていたので読者としては朗報ですが、その裏では色々複雑な経緯があった様子。
この記事では、「兎オトコ虎オトコ」再連載に至るまでの経緯とすでに発表されていた幻の3巻収録分のネタバレをしていきます!
どんなことがあったの?
2011年頃からの話なので私の当時の記憶や掲載誌など曖昧な部分があるかと思いますがご容赦ください!
だいたいこんな感じで4年近くも発売するしないの情報が錯綜していました。
祝!再連載!だけど…?
一読者として再連載が開始したのは嬉しいんだけど、なんだかまだ不穏な空気…
某大手通販ショッピングサイトで『兎オトコ虎オトコ』を検索すると、

今年の8月31日に出ることになってるぅ〜!?
初期に予約していた方はご存知かもしれないけどこの『兎オトコ虎オトコ』最初に予約を開始してから10回以上発売延期を繰り返しています。
本間アキラさんは公式ブログで、
コミックス1、2巻を発行していた出版社・心交社とは別の出版社から始まるという点でご想像されている方もおられると思いますが、未発行の3巻を心交社から発行することはありません。(…)3巻については、花丸漫画での連載が終わり次第心交社以外の出版社から発行する所存です。
その際は1・2巻も合わせて出し直しの形になるかと思います。コミックスについては、
その詳細が決まりましたら改めて皆さんにお知らせします。Amazon等で、
現在でも心交社から3巻が発行されるかのような情報が残ったままでいますが
上記のとおりその予定はありませんので、
発売日等そのまま鵜呑みにされませんようお願いします。(本間アキラ公式ブログ「HONMA展」より)
この発売時期がいつ更新されたものかははっきりとわかりませんが、作家さんと出版社との間でまだ食い違っている部分がある様子。
完全な憶測ですが、本間アキラさんが弁護士を挟んで出版社との話し合いを行ったと書かれていたので、原稿の引き上げ等決着がつかない限り現状を維持させ無くてはならないとか…
はたまたこれを発売中止にするともう一度出版することが難しくなるからとか…
a◯zonの怠慢とか!??
考えてしまいますが!!???
憶測でしか物を言えない以上、こうして部外者がアレコレ騒ぎ立てるのは好きではありませんが、「大好きな作品が無事に連載され書籍として出版される」というあたりまえのことをなんとか丸く収めて実現してほしいという思いでちょっとブツブツ言いました。
再連載ってどゆこと?過去作はどうなる?
公式ブログにて、
他出版社に移籍するにあたって、移籍元の出版社・心交社に対し
3巻に収録予定だった過去の雑誌掲載済み原稿の返却を長年に渡り求めてきましたが、
現在のこの時点でも原稿は戻ってきていません。ここまでくるのに時間がかかってしまいましたのは
進行中の別の連載の執筆と並行しつつ、
弁護士を通してでも解決がつかない状態が続いたのが理由です。(…)以上の経緯がありまして、兎虎の6月からの連載は
これもすでに心交社での雑誌で読まれている読者さんには申し訳ないのですが、
返却されない原稿と同じ内容、2巻の続きからの内容を
再度連載・描き直しの形となりますことをお許しください。そのままそっくり描き直しでなく、
改稿やエピソードの追加等もあるかと思いますが
ご了承のほどよろしくお願いいたします。(本間アキラ公式ブログ「HONMA展」より)
「当時の原稿が返却されないため2巻の続きからの内容をもう一度書き直します」ということらしいけど、
読み手として気になるのはすでに掲載された作品とどのくらいの変化があるのか、また雑誌掲載作を読んでいない人は過去作がどんなものだったかという点が気になるところ。
「改稿やエピソードの追加等も」と書かれているので、新しい話が追加されるのは楽しみである。
読者としては雑誌掲載作品がコミックになった時大幅に改稿された程度と考えていいんじゃないのかなと思う。
ではではそんな疑問を解消すべく、『兎オトコ虎オトコ』の連載再開第一話のネタバレ感想行きます。
2巻の終わりから『兎オトコ虎オトコ』続きのネタバレ感想
「センセイ、愛してるよ」
過去に掲載された雑誌の引きちぎりと見比べようと思ったんですが手元にねえや
- 病院の外でブスッ!と刺されてからのお話
- 7回も死にかけた不老不死オトコ、今回も元気に復活!
- 目が覚めて卯月の顔を見た野浪のセリフがサイコー
ネタバレ感想
野浪さんが組のゴタゴタでぶすっとやられたところから始まりました!!
動物の兎と虎が対峙するシーンや話の流れなんかも結構同じ感じでそこまで初めて読んだ感じがしないです。
野浪が駐車所で倒れているシーンは見たことないかなあ。
今回は、刺されて目が覚めるところまでのお話なので展開的にはさほど…だけど、2巻の終わりにあの展開で宙ぶらりんになっていた人は、ほっと胸をなでおろすことができると思う。
野浪さん結構出血してたし生死の縁をさまよったであろうに開口一番、
「あ?ウサギ?」
ていうのはもう何だこの男!はよ結ばれろ!!!という気持ちに…
ここから過去の雑誌の話
体格差萌の権化なので、病院のベッドでクマに襲われてるみたいなにゃんにゃんシーンをめっちゃ覚えてます!
あれが確か最終回だったと思われる。
病院のベッドで主治医のセンセイと…♡
なんて最高かよ、最高の極みかよ、と当時思った記憶。
センセイが襲われる方なのでそれはまああの、はい。
絵柄もずっと安定していて今回読んだ限りでは話もそこまで変わっていないようなので、無事に連載を終えてコミックとして出版されるのを待っています!