「さっさと「交尾」しようぜ?人間さま」
完全に表紙買いした本田あきさんのデビューコミックです。
ちょっとパンチが弱いけど絵が綺麗なんでそこそこ楽しめました。
- 新人類「イヴ」という性差関係なく妊娠できる人類が登場する
- 「献血」ならぬ「献精子」ということで遺伝子が強くなりすぎないよう一般男性にお金を支払ってイヴを妊娠させる
- 後半に収録された、オカマホストと酒屋地味男子の方がよかった
『イヴの逆襲』の感想・ネタバレ
収録作は大きく分けて二つ
表題作の「イヴの逆襲」と「ナンバーワンのお気に入り」
「イヴの逆襲」
服ヲタの大学生が、イヴに精子を提供するバイトの報酬を聞いて目がくらみ「実験」に応募する。イヴには女性体と男性体がいて女を希望したはずなのに当日あてがわれたのは男である「千島」。妙に生意気な千島に煽られてガンガンいたしてしまったが、ときに見せる外の世界を知らない千島の純真な表情に心打たれて…
「ナンバーワンのお気に入り」
失踪した父親の代わりに酒屋を切り盛りする真司、個人経営の酒屋は時代の荒波にもまれ経営に苦しんでいた。そんな中での太客がナンバーワンホストの響、酔っ払って倒れていたところを真司が介抱した縁ですっかり懐かれてしまっている。響はことあるごとに真司に絡み付き合ってほしいと懇願するのだが当の本人はどこ吹く風。
どちらも設定が良かった!
新人類の設定は面白かったしエルフ耳してるのもかわいいし絵が綺麗なので難なく読ませる感じがある。
ただ詰めが甘いし設定負けしている点がとても残念だと感じた。
「イヴの逆襲」では千島のことをメインに書きたいという作者さんの思いが出すぎていて攻めは空気である。
今これを書いていても攻めの名前が思い出せない。
千島の純真な感情や可愛らしい好奇心に惹かれていった部分はまあ分かるが、彼のバックボーンが何一つ書かれないのでその思いの変化も薄っぺらく感じてしまった。
攻めに関してなにか言われていたことは、大学生で服ヲタで金欠で…
千島のことを引き取るにしても、もっと紆余曲折がないと何一つ苦しみや重みがなくて無課税の世界かなんか?とイラッとしてしまった。
描き下ろしが数ページ付いているが突然子供が生まれています。
設定的には赤子だけどビジュアル的には1歳児を凝縮したサイズの赤子です。
ちょっとキモいです。
どんなに絵のうまい作家でも子供を書かせると不気味になるのはなんでなんだろうね!
子作りはしていたけど、なんか突然子供が生まれて拍子抜けした。
付き合って1ヶ月で結婚して9ヶ月後に子供産んだよ〜!って報告されたみたいな…計算…?
後半に収録されていた「ナンバーワンホストのお気に入り」こっちは、奇抜な設定は何も(ホストがカマだけど)ないがそれなりに楽しめた。
絵が上手いのは圧倒的な戦力になること間違いなしなので、もっと読ませる作品を書いていってほしいなと今後に期待している。
表紙がピンクだったから
ピンクだったから…
毎月結構な数買っているけど結局面白かった本しか紹介しないってつまんないなと思ったので、そんなに面白くなかった本も書いていこうと思う。
やだぁ〜みんな悪口大好きじゃ〜ん!
BLが好きなのでもっともっと面白くていい作品をたくさん読みたいと思っている。
しかし、最近流行りのオメガバースだとか獣人だとか設定に頼り過ぎの部分がないだろうか?
この設定さえ踏襲しておけばそれなりの作品になるという安易な創作だ。
現に、オメガバースしか書いていない作家もいる。
何のひねりもなく突飛な発想もなく、それでも読ませる感情描写を書いてるような作家さんが読みたい。
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