『落果』と一緒に買ったのに埋まっていた。
最初から1巻との表記がある続きものです!内容と雰囲気的に長く続いても3冊くらいかなと予想しています。
なんだかんだでハッピーになってきた過去のakabeko作品の登場人物たちですが、今作は何やら不穏な空気で…どうなるやら!?
まずは序章という感じの1巻感想です
一言まとめ
お仕置きと称して素っ裸のまま毛皮をはおり交差点で立たされていたベティがきになり勇はヤクザが見ているとも知らず連れ去ってしまう。結局、若頭補佐の相(あい)に連れ戻されてしまう。ベティの飼い主である誠に殺されるかと思ったが相の機転によりなんとか助かる。しかし、異父兄弟である誠と相、更にはその叔父たちの思惑に巻き込まれ勇はヤクザの世界から抜け出せなくなっていた…
ネタバレまとめ
「おまえがわるいんだぞー、ベティ」
そう言いながら高層階から交差点を見下ろしている男は、組の若頭・誠である。
部屋の隅には、裸で両手足を拘束された男がピクリともせず横たわっている。
一方、交差点を歩いていた勇は周囲の声に気づきそちらの方に目を向ける。
数百万はくだらない毛皮だけを羽織ってその下は何も着ていない男がぼんやりと突っ立っていた。
勇と目があった瞬間、男は口を歪めてニッと笑う。
「あ…警察来たんじゃない?」
ハッとその声に反応した勇は毛皮を羽織った男の手を取りとっさに駆け出してしまった。
「とりあえず逃げろ!」
勇はその様子を監視されているとも知らず、路地裏に逃げ込む。
「あ?」
「…どうした兄貴?」
「ベティが…拐われた」
「…はぁそりゃそうだろう。警察には先生に迎えに行かせ…」
「サツじゃねーよ、なんかよくわかんねぇガキに連れて行かれちゃった…相。連れ戻してきてガキもいっしょに…」
相と誠と勇とベティ
ベティはなんじゃい!
『四人のにびいろ』というタイトルなのでこのメイン四人がぐるぐるするのはわかりきっているけど、一番食えない印象があるのがベティだな。
本名が明らかになっていないのもあるけど、何考えてるのか分からない系のキャラクターは今後何するのかわからないし…こわいです。
三人だった関係に突っ込んできた勇が最後のキーになる感じですが果たしてどうなっていくのか楽しみ。
ベティは明らかに誠と相の母親にそっくりなので、母親から愛されなかった誠の歪みが全部出てしまっている象徴的存在でもある。
母親への執着心だけで誠がベティを囲っているんだとすれば、本当にベティが誠を思っているという展開になった時誠は殺されてしまってもおかしくない。
それから、勇はラーメン屋?中華料理屋?を営むおじいちゃんとの二人暮らしだけど、両親不在というのは勇の背景を作るためだけの設定なのか、はたまた勇の両親がヤクザまたはベティと何か関連して来るのかというところも気になるなあ。
本当に導入すぎて、これからの膨らませ方によっては3冊を超えるだろうしあっさりまとめてしまえば2冊で終わってしまう話かなと思っている。
最新話
「onBLUE 34」のakabeko特集号に最新6話が掲載されています。
箇条書きでまとめると
- 相を誠がはめたことは組長お察し
- 叔父が反乱分子?
- 誠は女が駄目
- ベティはやっぱり何か裏がありそう
誠は「おまえが…生まれたから…あの女から」という言葉を発しています。
どこか理性がぶっ飛んでしまって野生の感覚のみで生きているところのある誠は、自分が女体から生まれてきていて、さらに自分から母親を奪った相が現れた部分でそういう行為をするというのが無理になっちゃった感じと捉えていいのかな?
女のほうが毎月血を見たりするし脳の構造的な部分においてもグロテスクというか人体感覚について鈍い部分があるけども、男っていうのはよく自分のヘソが触れないやつとか結構過敏でデリケートな感じがする。
というわけで一番可哀想なことになりそうなのは誠くんですね。
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